トピックス

2006年10月30日

開院後2年半を経過して

2006年10月30日
平成16年5月に、この地に開院させていただき早くも2年半が経過致しました。


思えば、ただの荒れ地だったこの場所にも多くのマンションや公園、ホテル、学校、商業施設が立ち並び、ようやく町らしい景観を呈して来たようです。それに伴い当クリニックもたくさんの患者様が行き交うようになり、院長はほとんど日曜日も休みなしの状態となってしまいました(これはなかなかトピックスが更新出来なかったことへの言い訳かもしれませんが…申し訳ありません)。
不妊治療に関しては、通院された4割の患者様には満足していただけたものと考えております。残り4割の方はおそらく妊娠するであろうと予測される治療中の方、残り1割の方はかなり時間を要すると考えられる難治性の方、さらに残り1割の方が治療を中断されたか転院されたと考えられる方です。体外受精に関しては最初の2回以内での妊娠を目標としていますが、それでも困難であった方には、継続して頑張っていただけるように、県の補助金との兼ね合いも考え、治療費を含めた個別の計画を作成致しております。元々の考えが、この周辺地域の方のみを対象と考えて治療を行っている為、体外受精で赤字を出しても、何とか経営は存続出来そうです。
妊娠が成立するまではあれほど多くの時間を悩んだのに、いざ妊娠すると、あっという間に10ヶ月が経ち、あっという間に母親となり、今度は育児に悩んでいる。妊娠された方の多くはおそらくそのような実感かと思います。
今年も残すところ2ヶ月あまりとなりました。現在通院中の皆様、何とか年内を目標に頑張りましょう。