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2011年7月28日

東日本大震災から4ヶ月を経過して思う事

2011年7月28日
久々に京都の祇園祭に行って参りました。


 東日本大震災の後、大自然のとてつもない力を前にした一人の人間としての無力さと、逆に人間の力が成し得た創造物(原発)の大暴走たる人間への破滅的な挑戦が、その日その日を一生懸命に頑張ってはいるものの、何となく生まれる空虚感を埋め尽くさずにはいられません。
 京都に行き、三十三間堂を訪れ、幾体もの仏像が静かに祈り続ける悠久の姿に涙し、円山公園の野外音楽堂で原発反対のフォークソングを30年ぶりにに熱唱したりしました。このところの休暇と言えば、帝劇でレ・ミゼラブル25周年の重みを感じ、夜は阪神タイガースを応援に行き、レディーガガとAKBを追いかけ幕張のMTV開場へなだれ込む、また韓流コンサートで東京ドームに駆けつけようと・・・。何となく、京都で年相応の自分に戻れた気がします。
 静かな夜に沁み入る笛と鐘の音、コンチキチン、コンチキチンと、やはり途方にくれたたずんでいた京都にいた二十代の七年間を思い出さずには居られませんでした。
 浦安も、まだまだ震災の爪痕が、至る所に生々しく残っています。元の美しい街並に戻るには、あせらず時間を待つしかないでしょう。治療に疲れかけた人にも良く言う言葉ですが、幸せは必ず待ってくれています。あきらめずに、その日その日を頑張りましょうと。
 人は誰も人生につまづいて
 人は誰も夢破れ振りかえる~♪